BtoB企業は、EC事業などを展開するBtoC事業と違い、高額商材やサービスを企業間で展開する為「営業マンの商談」を必要とする場合が多くなっています。この商談の機会を作る為、WEBを経由して商談が発生する経路も近年スタンダードになりつつあるのではないでしょうか。
潜在客を集めて自社コンテンツを使いながら育てていき、リード化、商談・見込みに繋げる為には、長い時間と手間を必要とします。
広告はどの対象に対して何を配信するか。いかに最適で積極的なWEB運用ができるかかどうかが鍵を握っています。BtoB企業で活用する、運用する可能性があるデジタル広告にはどんなWEB広告の種類があるのでしょうか。
解説していきます。
目次
1.WEB広告とは?
2.リスティング広告
3.DSP
4.SNS広告
5.メール広告
6.動画広告
7.純広告
8.まとめ
1.WEB広告とは?
数ある広告業界のなかでも、WEB広告(ネット広告)事業は最も成長しています。媒体別のデータについては毎年電通さんが集計をされているデータ (※1)ありますのでご参照ください。さまざまな種類がありますが本記事では、主に「インターネットの媒体上に掲載されている広告」を指すものとします。
WEB広告、オンライン広告、インターネット広告などと呼ばれることもあります。WEB広告がどうしてこれだけ注目されるようになったのかというと、PCやスマホ、タブレットが普及したことによりマスメディアからWEB広告へのシフトが関係しています。
WEB広告は少額から始められることや、ユーザーの年齢層、地域、性別などの基本的なデータや閲覧、検索履歴などを細かく設定して広告を配信します。個人向けにはSNSを使った広告配信などもあります。
細かくターゲティングできるのも、WEB広告ならではのメリットといえます。他にも短期間で確かな結果を得やすいのも人気の理由です。広告を出したいとは思っていても限られた予算やリソースで成果を出したい人にも向いている施策といえるのではないでしょうか。
そのWEB広告の中でも、一番取り組みやすい広告は「リスティング広告」ではないでしょうか。
2. リスティング広告
リスティング広告は、ユーザー自身が検索エンジンを使い表示されたページに応じて配信されるWEB広告です。Yahoo!の「Yahoo!広告(検索広告)」やGoogle「Google広告(検索連動型広告)」などが有名で、ユーザーにとっても高い関心を持った内容が広告として表示されるので、質の高い見込み客を集客できる良さもあります。
リスティング広告は配信しただけではお金がかからず、ユーザーが広告をクリックしてはじめて料金が発生する仕組みになります。事前に予算を決めて運用もできますが、細かな運用が必要になります。
どこでリスティング広告を出せば、よりターゲット層に近い広告が配信できるのかなども考えていかなくてはいけません。
3. DSP
DSPはDemand-Side Platformの略です。は、SSP(Supply Side Platform)と呼ばれる広告を掲載しているメディアと広告の効果を最適化させ最大化させる為のプラットフォームとの連動広告になります。
DSPは広告主の利益を最大限にするため、ターゲットとして最も優れていて単価の安い配信先を探します。効率的な広告配信が増えている一方で設定や作業が必要になり、手動になると広告の負担が大きくのしかかってしまいます。
これらの負担を軽減するために生まれたのが、ターゲットに対して自動で広告が配信できるDSPの仕組みになります。DSPではユーザーの性別や年代、趣味などをリサーチしたうえで最適化されるので成果に繋がりやすくなります。
4. SNS広告
Facebook・Twitter・インスタグラムなどのSNSに掲載されるWEB広告です。
BtoC、EC事業などでの活用シーンが多いですが、他のWEB広告では難しい性別や年齢層、学歴、交際、フォローの状況などの細かなターゲティングができます。
SNSによってもそれぞれに特徴がありますが、主に10代~30代の利用者が多い傾向にあります。拡散力の高いSNSや、年齢層を問わないLINE広告なども有名です、日本のインフラとして定着していることもあり、幅広い層を対象に広告を見てもらえる可能性が高まります。
5. メール広告
電子メールの形で送信される広告になります。googleが提供する「Gmail」のgoogle広告の利用者が多いです。
テキスト形式のメール広告はメール内に文章を使い商品やサービスを紹介していきます。他にもヘッダーやフッターに簡易的な説明とリンクが一緒に記載されているものもあります。
また動画や画像などを含めるHTML形式もメール広告の特徴になりフォントや画像などを自由に表現することもできます。見込み客に直接アプローチできること、情報量も多く伝えたいことが伝わりやすいのもメリットです。
6. 動画広告
動画コンテンツを配信するWEB広告のことをいいます。動画やコンテンツ(文章)と比較すると伝えられる文章量が多く、目に留まりやすい特徴もあり急激に伸びている広告配信方法になります。
You Tubeやティックトックも動画広告になり、幅広い年代や潜在層向けの広告が対象です。
動画広告といってもプラットフォームに掲載されている動画コンテンツにTVのCMのような動画を差し込んだ「インストリーム広告」とバナー枠に掲載される「インバナー広告」、Facebook・Twitter・SNSなどの「インフィード広告」、ユーザーがWEBサイト内の記事を読んでいるときに表示される「インリード広告」もあります。
7. 純広告
純広告は、特定のWEBサイトの広告枠を買い取って掲載しているWEB広告になります。
画像や動画などの広告表示ができるので別名「バナー広告」と呼ばれることもあります。
一定期間表示させられることもあり、関心の低い層へのアプローチにも向いています。単価が高く、ある程度予算を確保できないと利用が難しい問題もあります。Yahoo!ブランドパネルなどが有名になります。
8. まとめ
WEB広告といってもそれぞれに特徴があります。
どの広告が獲得したいターゲット、CVに最も適しているのかを考えつつ、効率的な広告を配信できるようにしていただけると良いですね。
また、獲得した新規リードや既存顧客の商談創出、営業活動にはSFA/CRM ツールの利用が欠かせません。
現在デジタルトランスフォーメーション(DX)の名の下、魅力溢れるツールが溢れていますが、
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